急性期病院なので、入院期間は基本2週間以内。2次救急の急性期病院あるある…なのか、うちは一般病棟にそれぞれHCU病床が併設されています。
HCUは主にOPE戻りの患者さん、人工呼吸器や持続透析、急性心筋梗塞など集中治療が必要な患者さんが使用します。緊急入院も24h容赦なく入りますので、HCU病床の夜間の使い方については、毎回悩みどころです。
認知症など、指示が通らない患者さんは、多い時は5割を超えてきます。
例えば、HCUにOpe後の患者さんが4名いるとします。病棟管理としては、感染症は避けたいところです。HCUはスタッフステーションのすぐそばに配置されています。その次に近いのは重症大部屋です。ここには目が離せない患者さんがいます。ほとんどは認知症に類似した疾患の患者さんで、ベッド間のカーテンは解放されています。廊下からでも、ベッドに寝ているか、処置を必要としていないか(着衣しているか、点滴抜いていないか、何か投げていないか等…)が確認できるようにしています。
前置きが長くなりましたが、上記に、転倒して頭部外傷があるホームレスの患者さんが車いすで入院する…とします。<頭部外傷で入院>なのであれば、ステーションから近いベッドがいい、と考えますが、恐らく入浴していないだろう患者さんをHCUに入れる訳にはいかず、かと言ってレベルクリアの部屋は遠いし… 個室は一晩数万円で、使用するには管理者・翌日の病棟スタッフに必要性を説明をする…という暗黙のルールがあります(安月給なのに気を遣うことばかり…苦笑)。そのような理由で、重症大部屋(認知症患者さん部屋)に、ホームレスさんを入れるわけですが、夜間入院となると、患者さん同士が刺激し合って覚醒しないよう、どの大部屋がベストか、を考え選択します。ここで重要なのは、空きベッドがある場合、次の入院にも備える必要がある、ということです。
なんせ、患者さんが50人いても看護師は2名ですから。泣き言は朝を迎えてから、といつも言い聞かせています。そうしなければ、どうなるか…。うちのスタッフは「満床ならまだいい。入院が来ないから」とよく言います。その時の表情がまた、笑顔とも、なんとも言えない表情で(;’∀’) とにかく励まして、夜勤に挑みます。
出来るだけ満床を維持できないかとも思うのですが、2次救急の民間ですと、医師の数も少なく、回転が早いのでどうしてもベッドが空いてしまうのですよね。医師が少ない分、クリニカルパスを多く導入出来たらいいのですが、化学療法は決まったものしか出来ないし、患者さんの疾患・病状が幅広いので、統一化したいが上手くいかない…というところです。
夜勤では、①観察強化・処置が必要な人はステーションの近くのベッドにする、②事前に起きそうなトラブルの対策をしておく。③もう1人の看護師と情報共有する。をTO DOリストに入れて今日も頑張ります… はぁ。緊急入院やめてほし…


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